(社)熊本県建設業協会人吉支部建児の会

何かとお騒がせの相良村です。

大量死など確認されず クマタカ鳥インフル

感染したクマタカが発見された現場で、報道陣の質問に答える環境省の職員=19日午後1時40分ごろ、相良村四浦の林道(野田徹)

 球磨郡相良村四浦で見つかった野生のクマタカ一羽から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が検出された問題で、現地調査に入った環境省や県などでつくる調査チームは十九日午後、人吉市の県球磨地域振興局で会見。初日の調査では鳥の大量死や異常死などは確認されなかったと報告した。

 この日は正午すぎから調査を開始。川辺川ダム本体建設予定地から、川沿いの村道を二百メートルほど下流側に歩いたクマタカの収容現場や、五木村中心部の水没予定地などを調べて回った。メンバーらは目視で二十五種類の野鳥の生息を確認。うち渡り鳥は、オシドリやマガモなど六種類が含まれていた。渡り鳥のものとみられるフンも採取、試験管に入れて持ち帰った。

 会見した環境省九州地方環境事務所(熊本市)の担当者は「まずは地域の野鳥の分布を把握し、感染ルートや宮崎県との関連を突き止めたい」と説明。現場周辺では、ことし二月に複数のクマタカの生息が確認されており、「(絶滅危ぐ種の)クマタカに感染がまん延している可能性は低い」と述べた。

 同チームは引き続き、一週間かけて野鳥のフンや血液などを採取。鳥取大がウイルスの有無や詳しいウイルス遺伝子を調べる。結果判明は四月中旬ごろになる見通し。

 一方、クマタカ収容からウイルス検出まで二カ月以上経過した理由について、環境省の担当者は「当初は銃殺されたシカを食べたことによる鉛中毒を疑った。一カ月後に鳥インフルエンザが分かったが、強毒性かどうかの検査のため鳥取大にクマタカを空輸する際、特殊容器の手配に手間取った」と述べた。(川崎浩平、内田裕之)

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